腹筋と健康
2019-6-18
ダイエット、お腹をへこませるために腹筋をする。
腰痛に悩まされたり、腹筋をして健康になろうと思っていらっしゃる方。
今日は、腹筋についてお話します。
「腹筋が足りないから腰が痛くなるんです。腹筋を鍛えてください」
言われたことありませんか? または、聞いたことありませんか?
私もよく耳にします。
実際に、トレーニングジムでも腹筋を鍛えたることを目的とされている方が一番多いです。
腰痛のため、健康のために腹筋を鍛えることは間違いではありません。
ただ、鍛え方を間違えている人が多いです。
皆さんが「腹筋をつける」時にする運動は学生の頃部活でしたような腹筋、
いわゆる「上体起こし」と言われるような腹筋ではないでしょうか?
頭の後ろで手を組んで…ヨイショ!
実は、これが間違いです。
実際に、2015年にアメリカ、カナダで上体起こしは腰痛を引き起こし、悪化させる恐れがあるため、軍の体力テストから削除されています。日本でも2017年に日本バスケットボール協会が「推奨できないトレーニング方法」とし周知を進めています。
確かに腹筋は必要ですが、鍛える腹筋の種類が違います。
一言で‟腹筋”といいますが、腹筋にはいくつか種類があり、それぞれが違う役割を果たします。
皆さんがしている腹筋で鍛えられる腹筋は腹直筋という筋肉です。
お腹が割れる筋肉、よくシックスパックと言われます。
腹直筋…もしあなたがボディビルダーになりたければ鍛えてください。笑
腹直筋は鍛えなくても割れています。その上の脂肪で割れているのが目立たないだけです。
ということから、お腹をへこませるために腹直筋を鍛えることは間違いです。
むしろ、知らないうちに腹直筋は鍛えられているかもしれません。
皆さんが普段している楽な姿勢、猫背になっていませんか?
腹直筋は、恥骨からみぞおちに向かって付着する筋肉です。
収縮すると背中が丸くなります。楽な姿勢ですが、実は腹直筋を使って体を支えているのです。
「腹筋を鍛えなさい」という無責任な言葉により、腰痛を悪化させたり、余計猫背になってしまう…。
まだまだ行われていることが現状です。
腰痛の改善のための腹筋。それは、人により異なります。
鍛えるべき腹筋、正しい動き、それを知ることが腰痛の改善につながります。
健康のために身体を鍛えることは必要です。
間違ったトレーニングでケガをしないようにしましょう。
最後に解剖学的に、上体起こしは危険です。
私はお勧めしません。
腰痛改善のために腹筋をする。
ダイエット、お腹をへこませるために腹筋をする。
腰痛に悩まされたり、腹筋をして健康になろうと思っていらっしゃる方。
今日は、腹筋についてお話します。
「腹筋が足りないから腰が痛くなるんです。腹筋を鍛えてください」
言われたことありませんか? または、聞いたことありませんか?
私もよく耳にします。
実際に、トレーニングジムでも腹筋を鍛えたることを目的とされている方が一番多いです。
腰痛のため、健康のために腹筋を鍛えることは間違いではありません。
ただ、鍛え方を間違えている人が多いです。
皆さんが「腹筋をつける」時にする運動は学生の頃部活でしたような腹筋、
いわゆる「上体起こし」と言われるような腹筋ではないでしょうか?
頭の後ろで手を組んで…ヨイショ!
実は、これが間違いです。
実際に、2015年にアメリカ、カナダで上体起こしは腰痛を引き起こし、悪化させる恐れがあるため、軍の体力テストから削除されています。日本でも2017年に日本バスケットボール協会が「推奨できないトレーニング方法」とし周知を進めています。
確かに腹筋は必要ですが、鍛える腹筋の種類が違います。
一言で‟腹筋”といいますが、腹筋にはいくつか種類があり、それぞれが違う役割を果たします。
皆さんがしている腹筋で鍛えられる腹筋は腹直筋という筋肉です。
お腹が割れる筋肉、よくシックスパックと言われます。
腹直筋…もしあなたがボディビルダーになりたければ鍛えてください。笑
腹直筋は鍛えなくても割れています。その上の脂肪で割れているのが目立たないだけです。
ということから、お腹をへこませるために腹直筋を鍛えることは間違いです。
むしろ、知らないうちに腹直筋は鍛えられているかもしれません。
皆さんが普段している楽な姿勢、猫背になっていませんか?
腹直筋は、恥骨からみぞおちに向かって付着する筋肉です。
収縮すると背中が丸くなります。楽な姿勢ですが、実は腹直筋を使って体を支えているのです。
「腹筋を鍛えなさい」という無責任な言葉により、腰痛を悪化させたり、余計猫背になってしまう…。
まだまだ行われていることが現状です。
腰痛の改善のための腹筋。それは、人により異なります。
鍛えるべき腹筋、正しい動き、それを知ることが腰痛の改善につながります。
健康のために身体を鍛えることは必要です。
間違ったトレーニングでケガをしないようにしましょう。
最後に解剖学的に、上体起こしは危険です。
私はお勧めしません。