腰痛について
2020-4-6
若いアスリートからお年寄りまで、多くの日本人を悩ませる腰痛。
数ある関節疾患の中で、その有訴率は男性で1位、女性で2位であり、その59%は3か月以内に再発、さらに20-25%が慢性化してしまうといわれています。
(参照:「平成28年 国民生活基礎調査の概況」厚生労働省)
現在全国でおよそ2800万人(5人に1人)が腰痛に悩まされていると推測されます。実は、厚生労働省によると、腰痛患者の85%は何が原因で民が生じているかわかっていないのです。
原因不明の腰痛とは、患者様の症状が診察で診られることやレントゲン、MRI、CTなどの画像による検査結果と一致しない、つまり医学的・科学的に説明できない腰痛のことです。(非特異的腰痛)
『治療の中心は対症療法』
原因が分からないと治療方法は対症療法になります。痛みを軽くする痛み止め・湿布、筋肉が固いから柔らかくする薬、疲労して痛みが出ているから電気療法・マッサージ、腰の動きが硬いからストレッチ。
どれも対処療法で、原因に対して施術ができていないのがほとんどです。対処療法でごまかし続けて重症になり手術となる人もいます。
『腰痛は「原因不明」とされるケースが多い』
若いアスリートからお年寄りまで、多くの日本人を悩ませる腰痛。
数ある関節疾患の中で、その有訴率は男性で1位、女性で2位であり、その59%は3か月以内に再発、さらに20-25%が慢性化してしまうといわれています。
(参照:「平成28年 国民生活基礎調査の概況」厚生労働省)
現在全国でおよそ2800万人(5人に1人)が腰痛に悩まされていると推測されます。実は、厚生労働省によると、腰痛患者の85%は何が原因で民が生じているかわかっていないのです。
原因不明の腰痛とは、患者様の症状が診察で診られることやレントゲン、MRI、CTなどの画像による検査結果と一致しない、つまり医学的・科学的に説明できない腰痛のことです。(非特異的腰痛)
『治療の中心は対症療法』
原因が分からないと治療方法は対症療法になります。痛みを軽くする痛み止め・湿布、筋肉が固いから柔らかくする薬、疲労して痛みが出ているから電気療法・マッサージ、腰の動きが硬いからストレッチ。
どれも対処療法で、原因に対して施術ができていないのがほとんどです。対処療法でごまかし続けて重症になり手術となる人もいます。
「歳のせい」でも「変形のせい」でもない
歳のせいだとすると、一定の年齢になったら皆腰が痛くなるはずです。
変形のせいだとすると、変形している限り痛みは消えませんが、レントゲンで変形がある人でも痛みが出ていない人もいます。
ということから、症状の一つだと考えたほうが良さそうです。20代から腰痛があってぎっくり腰を繰り返している人が、50代になって重症化していく典型的な例では、腰痛による変形は数十年かけて進行しています。
「歳のせい」「一度変形したらもう元には戻らない」などの不可逆的な状態を理由に、対症療法を推奨する先生もいらっしゃいます。
歳のせいだとすると、一定の年齢になったら皆腰が痛くなるはずです。
変形のせいだとすると、変形している限り痛みは消えませんが、レントゲンで変形がある人でも痛みが出ていない人もいます。
ということから、症状の一つだと考えたほうが良さそうです。20代から腰痛があってぎっくり腰を繰り返している人が、50代になって重症化していく典型的な例では、腰痛による変形は数十年かけて進行しています。
腰痛治療の選び方のポイント
治療するなら、ぜひとも意味のある治療を行いものです。意味のある治療とは原因を治す治療です。
選ぶポイントは
1.対症療法でごまかさそうとしていない
2.原因をハッキリと示してくれる
(筋疲労や身体が硬いことは原因ではありません)
3.原因と治療方法が論理的につながって説明されている
4.長期で生じた腰痛を「数回で治す」と言っていない
痛みを止める治療はいくらでもあります。ただ、怖いのは原因が良くなっていないことです。
その時だけ消えれば良いという考えは、今後、再発・悪化する恐れがあるということ。
いつ再発・悪化するかわからない危険な状態より、もう腰痛に悩まされない身体になったほうが幸せではありませんか?